ホーム / WindowsでPingを測る

宅内と外側を測り分ける。

速度は運べる量、RTTは往復にかかる時間です。PingはICMP(到達確認などに使う制御用通信)でRTTと返信の欠落を調べます。ゲームの通信と同じものではありませんが、同じ条件で比べれば切り分けの手掛かりになります。

1. 自宅の出口を確認する

Windows 11/10の「コマンド プロンプト」を開き、次を入力します。管理者として開く必要はありません。

ipconfig

現在使っている有線またはWi-Fiの欄の「デフォルト ゲートウェイ」(英語ではDefault Gateway)を探します。VPNや未接続のアダプタと取り違えないようにします。値が見つからない場合は、ルーターの説明書や契約先の案内で確認してください。

2. ゲートウェイへ30回

ゲートウェイが192.168.1.1だった場合の例です。必ず自分の表示された値に置き換えます。

ping -n 30 192.168.1.1

各応答と、最後の送信・受信・損失、最小・最大・平均をまとめてコピーします。ルーターによってはICMPに返信しないため、すべてタイムアウトしても、それだけで宅内が故障とは判断できません。

3. 外部へ同じ回数

ping -n 30 1.1.1.1

1.1.1.1は外部宛先の一例で、ゲームサーバーではありません。自宅ルーターとは別の測定として解析ツールへ貼り付けます。30回は入口の目安で、症状が出ないなら100回、または継続測定を試します。

ping -n 100 1.1.1.1
ping -t 1.1.1.1

継続測定はCtrl+Cで止めます。IPv6アドレスはIPv4と別の条件として記録し、宛先が名前ならIPv4/IPv6のどちらを使ったかも確認します。対応OSとオプションの詳細はMicrosoftのPing仕様を参照してください。

4. どの区間の手掛かりか

見えた差次に確認すること
ゲートウェイも外部も悪化Wi-Fi、有線配線、端末、ルーター。ICMP制限の例外も確認。
ゲートウェイは安定、外部のみ悪化宅外や同時通信、外部経路、宛先の応答制限。
外部Pingは同じ、ゲームだけ悪化ゲーム地域、経路、運営障害、FPSや端末。

最小・平均・最大は応答した通信についての値です。返信が全くないとき、平均は0msではなく測定不能です。Windowsが表示を丸めることもあるため、1ms未満を含むときは小数の正確さを推測で補いません。

同じ相手・同じ端末で比べる

端末、宛先、接続、方式を固定して朝夜や改善前後を比べます。測定先やIPv4/IPv6を変えた値を単純に引き算しないでください。途中hopの「*」は返信しない機器でも出るため、tracertの無応答だけで故障箇所を決められません。

損失が出た場合、ばらつきの計算、相談用の記録へ進めます。